明日は三田です

[ 2016年11月3日(木) ]

明日は備北地区消防組合議会の議員研修で、兵庫県三田市にあるモリタに行きます。消防車両は非常に高価ですが、それは大量生産でなく、全くの手作りのカスタムメイドだからです。明日はそんな製造現場を視察させていただきます。

モリタさんは消防車両などの緊急自動車・特殊用途自動車の架装・販売メーカーとして日本でトップシェア―の会社です。製造だけでなく、定期的な総合点検として、ハシゴ部分を分解し検査し、再組立てもされています。庄原消防署に現在配備されているハシゴ車も総合点検を受けて長寿命化したものです。

今月10日、三次の親水公園で備北消防組合職員による消防技術大会が開催されますが、消防車両を実際に動かして放水の実演を行います。消防車両などは使用可能年限が定められていますので、入れ替え時期が来れば原則、入れ替えなければなりません。入れ替えられた車両の中には、発展途上国に譲渡され再稼働しているものもあります。

これまで消防議会として現場に出ていく事は殆どなかったのですが、出張所の視察に続き今回は、消防車両等が高価である理由を学んで帰りたいと思っています。出動していて故障するということや、消火中に故障するということが絶対に起きてはいけない訳ですので、その辺りのメーカー責任等についても確認させていただきます。