女子高生キムチ

[ 2009年11月17日(火) ]

昨日は、異業種交流勉強会があり、連日、マスコミに取り上げられている「女子高生キムチ」の生みの親である、松森悦子さんをお招きして、キムチにまつわる四方山話をお伺いしました。とりあえず、このページにジャンプしてみてださい。http://jk-kimuchi.com/

ここまで書いて、出かけておりました。これから続編を書きましょう。

建設業から食品製造業への進出ということで話題性は有ったのですが、話題だけでは商売になりません。公共工事が減少する中で、社員の雇用を守るということを最重点に考えての決断だったそうです。それまでも、建設を生かしたものに進出すべく色々と模索したそうですが、これというものには出会わなかったとおっしゃっていました。キムチとの出会いは、意外なところろにありました。

あるゴルフ場の仕事で、韓国人経営者の奥さんとの出会いがあったのだそうです。オーナー婦人はキムチを作ることが大好きで、ゴルフ場の従業員にだれかれとなくキムチ作りを指導していたのだそうです。そんな中、松森さんに、「あなたは、キムチを作りなさい」と何度も何度もアプローチがあったのだそうです。かっこよく言えば、見込まれたのです。

根負けした、松森さんはとりあえず、韓国に行ったのだそうです。最初は、いやいやという感じだったのだそうですが、通訳のお母さんのキムチを食べた瞬間から、大きくキムチ作りに傾いたのだそうです。韓国のキムチは、各家庭で全て違う味付けなんですね。それからは、突撃でキムチ工場に行って直談判して、工場の作り方や、機械の仕入れなどを教わったのだそうです。やるもんですね!

まあ、松森悦子さんをご存知の皆さんなら、「ありゃあ、やるわ」と言われるでしょう。そして、苦しい赤字続きの半年を過ぎ、マスコミに大きく取り上げられ始め、近頃は快進撃を続けています。「女子高生キムチ」のネーミングは、2008年9月には既に決めていたそうです。周りからは、そのネーミングでは絶対に売れないと太鼓判を押されたそうですが、自分の勘を信じて頑張ってきたのです。正に、念ずれば花開くです。