内容のある研修でした

[ 2007年8月8日(水) ]

愛知県の東栄病院に視察研修に行かせて頂いたのですが、西城市民病院の改革の方向性が見えたように思います。同行した議員も西城市民病院職員も同じ思いになったようです。

町の人口も四千数百と西城とほぼ同じで、環境も山ばかりという非常に似通った東栄町でした。病院は現在、外壁のペンキ塗り替え工事中でしたが、こじんまりとした70床ほどの西城市民病院をダウンサイジングした感じでした。活気のある職場の第一条件である掃除ですが、掃除が行き届いていました。

最初から「ざっくばらんなお話しをお願いします」と言っておりましたので、全て教えて下さいました。質問もかなり突っ込んだ内容でしたが、全てオープンにお答えいただき、消化不良にもなることなく、最後は笑顔で病院を後にすることが出来ました。それは、何故か?

お話しを聞きながら、全員が思いをひとつにしていったからです。それは、①西城市民病院をダウンサイジングする。身の丈にあった病院に生まれ変わる。②公営企業法の全部適用にもっていく。③職員のモチベーションを上げる意味でも、給与改定を行う。メリハリのある、報われる給与にする。この3点セットですね。

昨夜は食事をしながら、お酒も少し入っての本音トークとなりましたが、「西城市民病院は絶対に残す」ということは確認できました。病院関係者の方々も、「林は潰す気ではない」ということがよ~く理解できたことと思います。やはり、話し合うことで思いは伝わるということです。非常に有意義な視察研修でした。

東栄病院の夏目院長、原田事務長、職員の皆さん、大変お世話になりました。