慢心

[ 2009年11月1日(日) ]

月刊ガバナンスを読んでいますが、「慢心」ということを強く感じます。(ガバナンスとは、統治・管理・管理方式という意味がります) この本は、行政に関係する職務の人たちが良く読む雑誌ですが、議員・議会についての記述が相当に多いことでも知られています。

我が庄原市議会では、議員と執行者が飲み食いすることが至極当たり前のように行われています。そこでどんな会話が交わされているのでしょうか。まさか、市の職員の不祥事の件は何とぞ穏便になんて言ってないよね。あなたたちの要求は聞くから、何なりと言ってくださいなんて言ってないよね。本会議が終わると、慣例と称して、執行者と議会関係者が飲み会をする体質の庄原市ですからね。

これでは、なれあいと取られても仕方ありませんし、十分になれあいだと思います。選挙の時だけ、「住民代表として」なんて言っているようでは、大嘘つきもいいところです。どこが住民代表なんです。首長と議会だけで市政を運営しているのではありません。住民が抜けています。選挙を戦ったのだから、住民代表と思っているのは大きな間違いです。三次市の議会は非常に活発に活動しています。それは、住民に活動を公開しているからです。

三次市の住民からすると不満かも知れませんが、庄原市の議員と比較すると雲泥の差です。何も三次の議員さんをヨイショする気は毛頭ありませんが、庄原市よりはマシと言いたいのです。それは、それなりに勉強して動いていると思うからです。元の鳥取県知事の片山さんは、議会を学芸会と言いましたが、反論できない議員さんが殆どだと思います。議長にしても、書いたものを読んでいるだけの人です。

私にこそ「慢心」が潜んでいるのでしょう。他の議員を小馬鹿にするという「慢心」が。しかしながら、自覚を持って言い続けているからこそ、今の私があります。Y議員と議会報告会をすることを決めました。小さな集会を継続して実施していきます。住民の声を聞いて、議論して、その声を議会に反映していきます。