空き店舗

[ 2009年10月26日(月) ]

昨日、大芝のレストランで食事しながら感じたことは、一帯に空き店舗が結構あるということです。空き店舗があると活気がなくなっていきます。自動車ディーラーがあったけどなと思いだしても、閉まっています。

郊外型ショッピングセンターがドンドンできていますが、広島市内の空洞化が心配されます。1ヶ所で何でも揃うことは便利ですが、個人商店に対抗策はありません。以前でしたら共同組合方式で、ショッピングセンターを作っていましたが、メガショッピングセンターには到底太刀打ちできる規模ではありません。

昨日、昼食をとったお店は、若い子育てのカップルが安心して行けるお店として成功していました。しかし、3年が限度かなと話しました。商店街が形成されていないのですから、そこだけに行くわけです。目新しさが受けているというお店です。このブログを書きなが感じたことですが、空き店舗活用とこれまで言っていたけど、必要とされない店舗が閉めたのでは。

生計が立たないから閉めたのが殆どでしょう。跡継ぎがいないから閉めたというお店が何軒あるでしょう。モータリゼーションの発達に逆行したものは生き残れない現実があります。高齢者や障害者が安心して買い物ができるお店がどれほどあるでしょうか。私たち夫婦が運転できない年齢まで生きたらと想像すると、ゾットします。

自宅をいくらバリアフリー化しても、動けなければ意味がありません。非常なもどかしさを感じます。年齢を重ねることで、今まで見えなかったことが見えてきます。これが人生経験ということなんでしょう。失敗しない老後というか、自立した老後とは何か、空き店舗が考えさせてくれました。