― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2009年6月24日(水) ]
どういう訳か、ものの見事に一般質問が5時前に終わりました。私は午後2時50分から50分くらい一問一答で質問を行いましたが、手持ち時間は7分残っていました。30分間質問するということは想像以上に結構大変だと感じました。
私は庄原市の汚水処理構想が構想だけで、事業実行されていないということを具体例をもって質しました。私の住む地区で平成17年8月に説明会を開き、5年以内には公共下水道が来るが如く説明を行っておきながら、財政が厳しいということで、事業を見直したまでは理解できますが、遅れるという説明はまるでしていないことをどう説明するのかと迫ったのです。
4年間で4人も下水道課長が代わること事態が不思議です。担当課長も何も知らない状態なんて、どういうこと。ごめんなさいでは許せませんよ!今年の市政懇談会では、自治振興区として徹底的に下水道の遅延問題を追及すると予告しておきました。誠意ある回答がいただけるまでは、市政懇談会は閉会しません。たとえ徹夜になろうとも。
2項目として、財政健全化に対する基本方針を質しました。広報庄原6月号の市長に聞くの中で、「家計と同じように、借金をしてでもやるべきことはやらなければいけないと思います」と掲載されていたので、本気で借金出来るのと聞いたのです。答弁は、出来るが如くことを言われましたが、実は出来ないのです。借金しようにも返すお金がないのです。
下水道事業もそうですが、全ての事業予算を減額して借金返済に回し、実質公債費比率を下げることが最優先なんですね。私は「選択と集中」というお考えはないかと質しましたが、「あんたはわかっとらん」的な答弁でした。挙句の果てに、「あなたが市長になったら、やってください」と言われてしまいました。誠意ある答弁とは思えません。
三次から傍聴に来てくれた友人のS市議が、「あなたの詰めも甘いと思うが、答弁が分からない。誠意ある答弁とは思えない」と言っていました。今日はかなり自制して質問したつもりですが、次回はもっと踏み込んで質問します。やはり、もっともっと財政の勉強をしなければ駄目ですね。無駄使い事業という根拠を示せるくらいに財政通になりたい。
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