明日から本会議

[ 2016年2月24日(水) ]

いよいよ明日から3月定例会が始まります。新年度予算案の審査がメインの定例会ですが、過去の決算審査で出された意見が反映されているいかが問題なんです。そうでないと、何のための決算審査かとなります。

と書きましたが、限られた予算の中で独自の事業をするとなると、大変窮屈な事業というより、定食のおかずを1品増やすか減らすかという程度のものなんです。今日もある人と予算の話をしたのですが、1億の税金をそのまま使えば1億の仕事しかできませんが、県や国の補助事業を組み込めば極端な話、元手0円でも事業はできるのです。

海士町の山内町長が職員に良く言うのは、「10割補助の事業を取って来い」なんです。手元資金が少ない中で町を活性化させるには、他所のお金を使うしか方法はありません。これって合法的なんですから、ドンドンやるべきなんです。今回の地方創生予算1000億円は半額補助的なお金ですが、民間資本と組めば、元手0円も可能となります。

今回、URとの癒着問題等で辞任した甘利さんですが、彼は岩手県紫波町のオガールプロジェクトを成功させた立役者です。元手は塩漬けの土地だけだったのですが、PPPという手法を使って新規資本の投入無しでオガールプロジェクトを成功させたのです。要は、考える組織を作ることが重要というお話です。