インバウンド研修

[ 2016年2月23日(火) ]

異業種交流グループで台湾にインバウンドの研修旅行に行ってきました。話せば長くなる話なんですが、あるご縁から、台北市に本社のある観光会社の幹部と会談がもてる様になりました。そのグループは6社の観光会社を持っています。

私は今回が初めての台湾だったのですが、日本の植民地時代が50年あったことや、今でも日本との経済交流が盛んなことで、まるで日本にいるのではと錯覚するほど日本的でした。事前学習で、セブンイレブンやファミリーマートが多いということは理解していたつもりですが、想像以上に多くてビックリしました。そこいらじゅうに有るという表現が適当ですね。

台湾の人口は約2300万人で、訪日客数は約230万人で、10人に1人以上が来日している勘定になります。逆に日本からの台湾への出国者数は、約15万人程ですから、1億2千万の日本からするとその率は無きに等しいものですね。では、彼らはどんな旅行をしているのかですが、実はその殆どは個人旅行(家族旅行)なんですね。

日本への滞在期間は約1週間だそうで、近年の彼らの訪問希望地は、東北や北海道だそうです。つまり、雪遊び、冬景色、温泉や、すき焼きやしゃぶしゃぶなどの日本料理が目当てみたいです。帰りのチャイナエアーの機内で、広島の観光プロモーションビデオが流されていましたが、鞆の浦や尾道、広島がメインのものでした。

つまり、周遊できるエリアが提携していないと駄目だということです。inboundを呼び込もうと思えば、先ずはDMOです。