議員全員協議会

[ 2016年2月12日(金) ]

今日の議員全員協議会は長かった。産業建設に係る案件も複数あったのだが、既に委員会での説明は終わっており、今日で2度目の説明。更に本会議が始まると、産業建設に付託となるみたいで、3度目となる。これら一連の行為を、「丁寧」という。

市議会議員3期目ともなると、初めて聞きますなんて案件は滅多とない。私には今回の上水道と簡易水道の統合に関して、どうも納得がいかない。国の方針云々と言われても、上水道事業で積み上げた黒字を簡易水道の赤字補てんに使うとしか思えない。受益者負担ということではあるが、益を得ていない住民が法定外繰り入れで一般財源を使われている現実もある。

今日は財政課から、法定内繰り入れと法定外繰り入れについて一定の整理をかけた文章が発表になりましたが、あくまでも、庄原市の財政課の見解といえます。財政的に余裕のある自治体は、法定外繰り入れを行って住民負担を軽減している様に見せかけますが、税収が予想通りに入らなければ、泥船と化します。最後は、値上げで帳尻を合わすしか方法はありません。

情けない話ですが、国からの仕送りに頼っている庄原市の財政は脆弱と言わざると得ません。税収を確保するにはどうすれば良いかという議論はまずありません。「赤字になるから値上げします」って言えば済むのでしょうか。お隣の三次市では公共交通と生活交通を見直すことを始めるそうです。便利良く使う言葉、受益者負担。