これから、消防議会

[ 2015年12月25日(金) ]

今年最後の備北地区消防組合議会が午後2時から開会されます。三次市も庄原市も12月議会の関係で、日程調整が非常にタイトで苦労されたみたいです。管理者が三次市長ですので、管理者不在では開会できませんからね。

管理者は、三次市の増田市長で、副管理者は、三次市の高岡副市長と庄原市の木山市長となっています。どうしてこうなったのかという歴史は、語れば長くなるので割愛しますが、三次も庄原も、旧市町村時代にまで遡ります。昔は、バラバラだったものを時間をかけて合併を繰り返して今の備北地区消防組合議会となったのです。

これほどの広域の消防は日本でも珍しいそうです。ですから、限られた予算の中で消防車の更新を行ったり、デジタル無線化したりしているので、結構古い車両も使っている現実があります。一例として、庄原署のハシゴ車は定年延長で、オーバーホールしました。各出張所も老朽化が激しく、大改築しなければならないのですが、予算が無いのが現状です。

実際に活動する署員も実は定員割れをしています。消防は技術の練磨が重要ですが、継承する難しさもあります。これから、時々、消防議会と消防の関係などについて書かせてもらいましょう。