やはりトップの判断

[ 2015年12月2日(水) ]

午前中、三次市教育委員会にお邪魔してきました。酒河小学校が平成25年12月に改築完了した経緯を聞かせて貰うための訪問だったのですが、本当に板橋小学校の今の状況と似ていますが、対応が早かったと言えます。

三次市の場合は、マンモス校の十日市小学校や八次小学校がありますから、酒屋地区の児童数の伸びはそれほどでもなかったのです。ところが、平成21年に三次IC付近に団地やアパートができたことにより、前年を20名超える134名の児童数になったのだそうです。そこで、急遽、地元から改築の要望書が提出されることとなりました。

地元の子が地元の学校に行けなくなるという危機感もあったと思いますが、市も児童数の推計を行ったところ、今後も児童数は増加すると判断し、増築することになりました。ここからが三次市独自の施策なのですが、1クラス25~29人なら2クラスに校長判断ですることができるのだそうです。そして、30人以上は3クラスとすることも可能だそうです。

で、現在の酒河小学校は全校児童数は150名で、1学年1学級で授業を行っていますが、近い将来、1学年2学級制へと移行するものと思われます。増築部分には、普通教室が6室と、図工室、図書館、特別支援教室や多目的トイレなどが整備されています。最大の課題は財源だったそうですが、トップの判断でゴーサインが出されたそうです。