― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2015年10月6日(火) ]
ダスキンの創業者の鈴木清一は良くこう言っていました。働くとは、「傍を楽にすること」だと。全くその通りで、働かなければ傍は楽にはなりません。逆に傍が一所懸命に働かなければご飯が食べれない状況となったりします。
本末転倒という言葉がありますが、世の中にはそんな人が結構います。私は頑張って働いているんだと勝手な自覚をしている人なんかがそれに当たりますが、概して、自覚の割には働いていないというか、働き方を知らない人がそのタイプだと思います。高学歴で順調に出世した人なんかにこういう人が多いのも事実です。
しかし、現代社会では、働かなくても困らない人たちが増えてきている様に思えます。全く、働く意志のない人たちです。意志がないと書きましたが、この場合も、働き方が分からないのだと思います。生れ落ちてから、自分は何も考えなくても周りの人たちがやってくれたので、生きるということを真剣に考えたことがない人たちではないでしょうか。
喩は変ですが、ヨーロッパに流入を続けている難民ですが、生きるために逃れてきた人たちです。とやかく言っている暇なんてありませんから、何と言われようと、生き延びることを最優先しなければなりません。自分が動かなければ置いてけぼりですから、必死で生きます。そもそも、働くとは、そんなところからの行動ではないでしょうか。
« 前の記事 | | | 次の記事 » |