あとの2人は誰なら

[ 2015年10月7日(水) ]

電話がかかってきて、「意見書で反対した3人のうちの1人は分かるが、あとの2人は誰なら」と聞かれるので、何を今更と思いながら、「門脇さんと赤木さんじゃが」と言うと、「裏切りじゃのう」って言われました。

公明党の議員を除く19名の議員が安保法案に反対と報道されてきていながら、市民会館で反対署名を集めながら、意見書に対して反対討論はあるまあというのが電話の主の主張です。まあ、討論の内容を聞けば、何を言いたいのかさっぱり理解できないものでしたが、彼等には別にどうでもええことだったのだと思います。

何もなかったように世の中は動いていますが、難民を一人たりとも受けれないという日本政府の考えは、安保法案でお助けマンになると言う主張とは矛盾するものです。結局、この程度の国としか外国からは見られていない訳ですから、ロシアや中国がなめまくるのです。法律を整備したらOKではなく、本当の意味での国際貢献活動が出来る国かどうかだと私は思います。

来年、ドイツからオーストリアに視察に行く準備を進めていますが、難民が流入している逆ルートを移動する予定です。ドイツの若者がインタビューで、「我々が難民を受けいれれば、他の国々も受け入れてくれると思う」という趣旨の話をしていましたが、これが具体的な戦争回避策だと私は思います。