疲れた

[ 2015年3月25日(水) ]

本日で、3月議会が閉会しました。前のブログに書いていた通り、付託案件が6本、請願が1本、委員会報告が1本の、計8本の委員長報告を行いました。最初は元気が良かったのですが、後半は気力でしたね。

国民健康保険税と介護保険が同時アップですから、丁寧な審査とその経過の説明や質疑を報告させていただきましたが、「それはダメだ」って主張するグループが存在していますので、若干のやり取りはありました。制度の話をされても、国会で議論してもらわないと困る訳ですが、どうしたら引き下げられるか、それは、健康で暮らせる社会とすることです。

賛成討論で、「行政に要求する時代は去り、自己責任が問われる時代だ」と田中議員が述べてくれましたが、地域包括ケアーシステムの構築こそが急務と考えます。政府は地方を切り捨てると言われるグループもありますが、大都市圏こそが超高齢化社会に直面しており、待ったなしの状況です。各自治体が知恵をだしながら大競争する時代に突入している現実を受け止める必要があります。

住民が安心して暮らせる地域となるにはどうすれば良いのか。誰しも、出費は少なく、福祉サービスは手厚くは理想とするところですが、自治体経営の手法で自治体間に差が発生しています。概して、若者の定住に向けた取り組みに成功した自治体は経済の面でも好循環が起きているように感じます。鍵は、知恵を出して実行するか、知恵も出さず何もしないかです。