エネルギー政策の行方

[ 2015年3月11日(水) ]

今日の中国新聞の特集 東日本大震災4年「原発回帰の思惑 ちらつく」を読んで色々なことを感じました。やっと本気で再生可能エネルギーへの取り組みが始まりそうですが、もっともっと、地産地消の自前エネルギーを支援して欲しいものです。

お金の支援も欲しいけど、小規模のチップ発電所やバイオガス発電所に関する技術開発を加速しなければならないと思います。自前にこだわる必要もありませんから、優秀な機械を輸入することも選択肢の一つにすべきです。

21世紀政策研究所 研究主幹の澤昭裕さんのインタビュー記事が載っていました。神石高原町で澤さんにお会いした時、私のバイオマス構想をお話したら、「それは面白い」って協力を約束して下さったのですが、そんなアイデアも記事になっていました。

もうひと方の千葉大大学院教授の倉坂秀史さんも、熱電併給のバイオマス発電を推進すべきと。澤さんは、一定程度の原発は必要との論者でありあすが、倉坂さんは、原発「NO」の論者みたいです。未だに一基の原発も稼働していない訳ですが、福島を考えると、ゴミ箱に捨てられないものは続けるべきではありません。

メルケル首相と原発についての意見交換はなされたのでしょうか?「安倍さん、原発はお止めなさい」って。