衆議院解散

[ 2014年11月19日(水) ]

昨夜、安倍内閣総理大臣が衆議院の解散を記者会見で発表されました。21日だそうですが、実質的には既に選挙戦が始まっている訳で、野党の右往左往が面白いと言えば怒られるかも知れませんが、余裕の自民・公明みたいです。

私は評論家ではありませんが、「見え見え」の解散劇と映ります。何故、このタイミングかですが、安倍さんの思いは、解散して長期政権の樹立でしょう。コロコロと政権が変わったお蔭で、国際的信用度というか、日本の存在感は大きく低下してしまったのです。庄原市は失われた10年ですが、日本は失われた20年ではないでしょうか。

アベノミクスと言われる経済政策ですが、私は変化するアベノミクスであろうと想像しています。これまでの経済理論では対応できない社会になっているのに相変わらず前近代的経済理論を振りかざして機能不全に陥っていたのが日本国政府だったのではないでしょうか。オバマのChangeが懐かしいですが、安倍さんにはそうなって欲しくないですね。

日程的にはどの地方議会も12月議会が始まったばかりというタイミングです。手足となって動く元気な地方議員に足かせをかけたのでしょうか。ただ、これまでの自民党の後援会組織は今回の選挙で終わるだろうとも言われています。そんな思惑も働いのではと勘繰る私です。