明日から会派視察

[ 2014年11月4日(火) ]

「また遊びに行くんか」と言われそうですが、真面目に勉強してきます。目的は、地域包括ケアシステムに関する調査研究で、千葉県柏市と東京都武蔵野市に行きます。それぞれ、先進的取組をされている自治体で、全国から視察が相次いでいます。

何がそんなに凄いのかですが、こんな仕組みがあったらいいねを実際にやっていらっしゃることです。口では簡単に医療連携と言いますが、医師会の意識改革も必要ですし、行政も住民と医師の間に立ってどう調整するのかということも難しい問題です。この前庄原市で行われた包括ケアのシンポジュームでもその辺りの難しさは指摘されていました。

地域地域と言われますが、医師と行政にはお金が回ります。ですが、地域は無償のボランティアでやりなさいでは最初は心意気でスタートしても途中で息切れしてきます。息切れしては困りますので、運営補助をしましょうという取り組みが武蔵野市のテンミリオンハウスという事業です。詳し内容はクリックして読んでみて下さい。

前々から何度も書いていますが、私の持論である、最大の創造は「真似る」ことです。武雄市の市長もTTP(徹底的にパクル)だと常々発言されていることは有名ですよね。問題は、我々が事例を紹介しても、我が庄原市は、「難しい」「検討する」、そんな言葉で逃げてばかりです。私たちだけが勉強して賢くなったのでは投資効果は低いのです。

政務活動費の更なる効果を発揮するには、行政側も同じ土俵を準備することが必要だと思います。職員研修制度の創設です。