私の時代?

[ 2014年8月5日(火) ]

今日の日本農業新聞の一面に、バイオガス発電と林業のことが大きく載っていました。私は農業新聞は購読していないのですが、知り合いが電話してきて、「あんたが言っていることが新聞に出ている」と言うので、近所で借りて読みました。

バイオガス発電に関しては、大きく書かれている割には具体的なものがなく、「残渣(廃液)が問題だ」的な記述だけが印象に残りました。糞尿だけで発電は難しいので、トウモロコシ等の植物を発酵促進剤として入れることなどには一切触れられていません。また、ドイツでは当たり前のチップ発電との併用や熱利用の記述もありません。

林業の記事は、長野県根羽村のことでした。倒産寸前の村が再生した的に書かれていましたが、少し誇張が過ぎるかなと思いました。実は、この村は産業建設常任委員会で視察に訪れたことがありますので、どうやって林業が元気になったのかは理解しているつもりです。記事にはありませんでしたが、「よそ者、若者、馬鹿者」が隠れたヒーローなんです。

新聞は読者があってこそですので、少し大袈裟に書かれるのか知れませんが、確かに元気になる記事ではあります。ということで、勝手に言わせていただくなら、「私の時代」がきたなと。近頃の私は、会う人会う人に、「山を活かしましょう」、「山は宝の山です」的なことを話していますが、私の夢が実現するまで言い続けるつもりです。