狐と狸

[ 2007年6月14日(木) ]

昨日の「議員全員協議会」では、議会ルールの話もでてきましたが、こんなことを議員が本気で聞くのかと思ったりもして、一気にやる気が失せてしまいました。

狐と狸の化かしあいとまでは言いませんが、言葉遊びが多く、内面をついた質問がないように思えます。庁舎の基本設計の説明会だったのですが、説明する担当が知らないことが多いわけで、こんなことでええわけないでしょ。

実施設計になるともっと違ったものがでてくると思います的な説明ですが、前から言うように、基本設計より逸脱した実施設計なんてありえない訳ですから、大きく変わるはずがないということです。ですから、予算も変化なしでした。縮減に努めるとなると、基本設計のやり直ししかありません。

旧市内の議員と旧町の議員との庁舎に対する温度差を確実に感じることができました。それは、旧町の住民には殆ど関係ないことだという認識があるからです。腹の中では「馬鹿なことをするよのう」と思っているのでしょうが、無関心を装っているということです。こんなことだから庄原市が良くなるはずもありません。

5階が全て議員のためのものであることにも驚きました。立派な議場や控室は必要ありません。会議室と兼ねたもので十分だと思います。これでは到底、市民の理解は得られないでしょう。バスが回せるロータリーが欲しいという議員もおられましたが、これは正論だろうと判断します。