― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2013年11月10日(日) ]
来週17日が地元「王子神社」の秋の例大祭です。あいにくの雨模様だったのですが、何とか周りの草刈りはできましたが、今日の本番は、神社正面に飾るしめ縄つくりです。長さ4メートル以上ある結構大きなしめ縄を自分たちで綯うのです。
私は若くから家の親父をしていましたので、かれこれ35年からこのしめ縄つくりに参加していますが、私は縄を綯うことができません。縄をなうという技術は、むしろや米俵をつくることで備わってきている訳ですから、地域の先輩がその殆どを担ってくれていました。そんな先輩が、亡くなったり、身体が不自由になられたりと一気に縄をなう人間がいなくなったのです。
大きなしめ縄はどうにかなるのですが、所謂、小縄(こなわ)というのが綯えないのです。それも神さんですから、左縄が正式なんていうと、まるで無理です。そして、その縄の原料である稲わらが集まらなくなりました。その年に取れた青々とした稲わらなら本当にキレイな縄になりますが、眠っていた稲わらでは・・・・
宮を維持していくことはお寺さん以上に大変かも知れません。大抵のお寺さんは、お寺で住職が生活していますが、お宮はそうはいきません。殆どのお宮がお祀りだけのものです。私たちの王子神社は集会所も兼ねていますから、手入れは行き届いていると思いますが、本殿の痛みがひどくなってきています。そんな維持管理費用は全て氏子が負担しなければなりません。
15戸の氏子で300万円の修繕費、そろそろ特別積立を始めなければと思います。
« 前の記事 | | | 次の記事 » |