道で流れが変わる

[ 2013年4月29日(月) ]

松江道が開通して初めての大型連休となりましたが、凄い交通量ですね。「道の駅 たかの」も相当に忙しくされているのだろうなと想像します。予想の3倍の通行量ともお聞きしていますが、経済圏域に変化が起きるのではないでしょうか。

高野町と口和町は庄原市でありながら、三次の経済圏にこれまで以上に組み込まれると思います。道が出来て時間短縮ができたインパクトは、正に想像以上のものがあります。実際、合併前の高野と口和の多くの人たちは、買い物や病院は三次となっていました。友人と話すなかで、「道が出来れば人の流れは必ず変わる」という定説があります。

こんなことを書くと庄原市の議員のくせに、なっとらんと言われるかも知れませんが、私は庄原だけがとか、三次だけがということは言うべきではないと思います。道州制の議論も再燃してきていますが、これからは合併して名前が変わるとか言うことではなく、緩やかな連携が必要です。観光は絶対に連携無くして成功はありません。我田引水では水も枯れてしまいます。

今後、尾道線が全通する訳ですから、もっと複雑な流れが生まれることも予想されます。陰と陽が結ばれたら、私の家の前の県道はどうなるでしょう。今は大型トラックが頻繁に走っていますが、間違いなく、尾道松江線に乗るでしょう。物流の再編が起きるかも知れません。良く考えたら、四国とも繋がるんですよね。