成果の多い研修でした

[ 2008年7月5日(土) ]

今回の会派での北海道研修は、内容的には非常に濃い研修であったと思います。伊達市と栗山町に視察に行かせていただいたのですが、実際にそれぞれ現場に携わっていらっしゃる皆さんとの直接懇談だったので、深い内容でした。

伊達市の定住政策は、表面だけ見れば、気候風土が北海道の中でも過ごしやすさNO.1だからと言えば、それで終わりです。その裏に何があるのか、そこを探ることが今回の目的だったのです。そして、それを我が町のまちづくりに生かすことが私たちの仕事です。これからドンドン仕掛けていきます。やるべきことは何か見えてきました。

栗山町の議会基本条例は、どうやって議会の議員に納得させたのかということが実は知りたいことの一つだったのです。答えは簡単でした。夕張ショックだったのです。栗山町は夕張郡で、夕張市のお隣の町なのです。財政的には実質公債費比率が庄原市とほぼ同じ水準で、「お前たちは(議員)、何をしていたんだ」と住民から迫られているのです。

まちづくりに箱物は必要ないことが伊達市で分かりました。議会改革は、住民の意識改革であることも栗山町でよ~く分かりました。私たち政策集団「希望」で議論していたことは、正しかったということが立証できました。長年同じ目線で見ていたのでは、同じものしか見えず、何の変化も起きるはずがありません。

外から見る、冷静な目が必要なんです。マンネリ議員やマンネリ職員は必要なし。更に言うなれば、それを長年許してきた、マンネリ住民にも問題があるといことです。そうです。生まれ変わりましょう。自分たちのまちは自分たちで創りだしていくしかないのです。スクラム組んで頑張りましょう。