自由討論

[ 2013年2月27日(水) ]

会派代表者質問が終わって、予算審査特別委員会の各主査報告が行われました。そして、質疑の後に執行者が退席し、議員だけによる自由討論を行いましたが、討論とは中々ならず、意見発表会で終わってしまいました。

予算案を全否定するグループと一部修正するグループと成り行きを見ているグループが存在するということが明確に分かりました。私は、大いに議論して議会として胸を張って議決すればいいではないかと何度も言ったのですが、「市民生活に影響がでることは避けなればならない」と複数の議員が言うので、あんたらは執行者かと言いたくなりました。

執行者は提案権と執行権があり、議会には議決権があります。議決しなければ執行できない訳です。予算が通らなければ何もできないと思われるかも知れませんが、田中五郎議員は高野町の町長時代に予算を全否決されて暫定予算を組んだ経験があるそうですが、「別に困ったことは起きなかった」と発言されましたが、執行者からするとして欲しくなかった行為だとは言っていました。

市民生活に影響がでるというが、今も市民が困っていることで解決できていないことが多くあるが、そのことはどうするのかと問いかけても誰も答えられませんでした。あるものが無くなると困るという発想でしか物事を考えられない議員が大勢を占めているという現状を如実に表していると思います。まあ、言葉は悪いですが、「人のお金」という感覚でしかありません。