理想と現実

[ 2013年2月17日(日) ]

政治活動で歩いていますが、理想と現実の狭間で悩むことが結構あります。理想ばかり語っても、議員にならない限りは夢物語の語り部としか成れません。さりとて、夢の実現は政治家の仕事でもあります。

書きながら、実現と現実、現実と理想、言葉遊びではありませんが、非常に関連した言葉であることに気づきました。理想はそうですが、現実はこうで、その実現のためには云々、と政治家が良く使う言葉です。しかし、理想を現実とするためには、議員にならないとできないのが実情です。それぞれの核心にあるのは、「実」なんですね。離婚の時の別れ言葉、「あなたには実がない」は、誰かが言った言葉です。

聞いた面白いお話を一つ紹介しましょう。その方のお家は国道端にあるそうで、ある議員さんが通りすがりに良く寄ってお話をされていたそうです。何でも良くご存じで、流石は議員さんは違うと思われていたみたいですが、あるきっかけから、どうも話しに「実」が無いことが分かったのだそうです。そのきっかけとは、友だちに誘われて行った議会傍聴だったのです。

これは決して作り話ではなく、たまたま行った議会傍聴の一般質問で、聞いていた話とまるで違う答弁があったのだそうです。私も良くしゃべりますが、作り話まではしません。たまたま、そうだったのかも知れませんが、議会としての報告会の必要性を痛感した次第です。理想の議会を作るために頑張っていますが、個々の議員の資質向上が一番の課題であります。

明日も政治活動はつづく。(当たり前)