― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2012年8月23日(木) ]
政務調査費の研究を続けていますが、どうも、来年あたりから「政務活動費」にマイナーチェンジするらしい。議員発議で出されたそうだが、8月7日に衆議院を一部修正案可決して、10日に参議院に送付されている状況である。新たに追加された項に、「議長は、第14項の政務活動費については、その使途の透明性の確保に努めるものとする。」とあります。
こんな改正をするからダメなんだと江藤先生が先般の講演でおっしゃいましたが、踏み込んだ議論で改正するのではなく、世間の批判をかわすつもりの改正ではと思えます。つまり、本来の政務調査費の目的外の議員活動にも使えるようにしようとしているのではないでしょうか。政務調査でない視察も政務活動費ならOKとなるのかなと思います。まあ、何も具体的なものが出てきていないので、想像です。
政務調査費について市民の皆さんと意見交換する意味からも、「討論型世論調査」を実施したいと提案しました。政府が原発事故に関して行っているスタイルの庄原バージョンを私は想定しています。何故、政務調査費の導入が必要なのかという説明を行い、活発な討論や質疑を行いたいと思います。そして、それとは別に、各階層の代表者との意見交換会も必要と考えています。
高校生や大学生、PTAの役員、婦人会や老人会、青年会議所のメンバーなど、多様な意見をいただきたいと思います。型通りのパブリックコメントということで済ますつもりはありません。全ては、議会改革であり、今後議員になる人のための条件整備です。そして、どういう地域を作りたいのかと言う地域経営に結びついていきます。
政治家の資質(マックスウェーバー「職業としての政治」より)①情熱(思い)熱情②結果責任③目測(判断)能力(冷静な目)と言われています。そして、江藤先生は、④コミュニュケーション能力を上げられました。
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