― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2012年7月4日(水) ]
今日は私たちの「平林(ひらばやし)地区」にある「王子(おおじ)神社」の本殿の犬走りと小宮の台座の修復作業を氏子が総出で行いました。総出といっても15戸ですので、お宮の護持は大変です。
業者委託すると相当な金額になるところですが、建設業にお勤めだった氏子の方が型枠を組んで下さったので、生コンを入れる作業を皆さんにお願いしました。慣れない作業ではありますが、スコップや鍬で生コンを運んだり鏝で撫でたりと、皆さん相当にお疲れのことだったのではないでしょうか。15日には型枠を外しますので、仕上がりが楽しみでもあります。
しかし、集団の力は凄いですね。それぞれの力は僅かでも、集めれば何倍もの力になります。そして、人は意外と特技を持っておられるということも分かりました。私は鏝でコンクリートをなでるということをしたことがありませんが、左官だったのというくらい上手にされる人がおられたのには驚きました。昔々、身につけられたのでしょうね。
5年後には本殿の屋根の大改修を計画しています。正確な見積もりを取った訳ではありませんが、300万円程度かかるみたいです。15戸の氏子で300万円を負担するとなると、1戸20万円となります。私たちの地区では、毎月各戸2000円積み立てています。そのお金で、お宮の維持管理やゴミステーションの維持管理を行っています。
お宮やお寺の護持には補助金は一切でませんので、氏子と檀家が当たり前としてやっていますが、かなり厳しくなってきています。
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