またも否決!

[ 2012年6月22日(金) ]

3月議会に提案され否決された「庄原市職員給与の特例に関する条例」、つまり給与減額に関するものが6月議会にも再提案されたのです。3か月足らずで再提案とはあまりにも議会の議決の重みを無視しているので、否決しました。

取ってつけたような提案理由に、「そんなことは理由にならない」「分かっていたことだ」など、挙句の果てには、「市民の理解は得られる」なんて答弁に、「じゃあ、我々は何なんですか。市民の代表ではないのか」といきり立つ議員もでる始末。すべてが場当たり的な発言に、私もついには切れて、「なぜ、3月議会で再議にかけなかったのか。リベンジとは何事か」と声を荒げてしましました。

不思議なこともあるのですが、徹底的に提案に反論しておきながら、最後は賛成となる議員がいることです。口と腹は違うとその議員は発言していましたが、そんなことで市民は納得できるのでしょうか。そしてもっと理解できない動きもあるのです。議員発議で、議員の報酬を減額する提案が出されるかもしれないのです。議員報酬は議会特別委員会として、報酬審議会に委ねるとしていることに対する挑戦です。

これは、次の選挙運動との噂がもっぱらです。会派内での意見集約もできず、今日の否決を受けて、「出すべきか、出さざるべきか」で、会議を延々とされています。否決されることは100%ですが、提案することに意義があると勘違いしているのでしょうか。まあ、議会をもてあそんだようなことにすることだけは厳に慎むべきです。