― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2012年5月2日(水) ]
世界中の政治家という政治家は、選挙を意識しながら活動しています。野田総理もアメリカのオバマ大統領も、フランスのサルコジさんも、選挙に勝たなければ、本当にただの人となります。
自分も政治家の端くれではあるが、本当に選挙は嫌なものである。3年前の選挙では25番目の最下位で当選したので、あんな綱渡りは二度と御免にしたいと思っている。日本とかアメリカとかフランスといった国のトップの選挙と比べる方がおかしいのだが、当選するか落選するかは同じである。だから、選挙民に嫌われないように気を使う。
アメリカの自動車が日本で売れないのは、日本の閉鎖性だと言っているが、それは支持されていないということであり閉鎖性とは明らかに異なる。でも、自動車を作っている労働者が言えば、「そうかもしれない」と言うようだ。TPP問題をアメリカに言われると、「するっていいましたよね」と言って、こちらもお茶を濁す。
庄原市のジュオン問題も、選挙が近づいてくればマタマタ言われ始めるのだろうか。「理念は間違っていなかった」と何度言っても、「でも、結果は間違っている」と言われれば、その次に何と言うのだろうか。「議員や議会は何をしていた」と言われれば、「そのための選挙です」と開き直ることができるだろうか。
昔々、ある議員さんに、「選挙に出るのは病気の一種ですね」と言ったことがあるが、私も病気との自覚症状がないが、病気かもしれない。
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