素晴らしい中学校

[ 2012年4月19日(木) ]

庄原中学校の校舎棟竣工式に出席してきました。私が教育民生常任委員会に所属しているときに関わった事業でしたので、感慨も一入でした。木の香り漂う新校舎で、しっかりと勉強してください。

青森県の東通村の小学校と中学校を視察に行き、教育民政常任委員会の全員が、「これだ!」と言ったのです。それは、外観は鉄骨建築ですが、内部はすべて木で作られており、廊下は広く、トイレは快適で、採光も充分と、学習環境は最高と思えるものでした。東通村は今は大問題となっている原発が立地している村で、財政的に裕福でした。

しかし、財政的に厳しい庄原市ですが、子供たちに夢を与える学校にしたいという議会や執行者の熱意が、総額33億からの庄原中学校新築事業を可能としたのです。今日は校舎棟の竣工式でしたが、これから体育館と格技場を整備し、旧校舎の解体撤去後にグラウンドが整備され、25年度では、旧体育館と格技場を解体し周辺整備をして完了となります。

各階の男女トイレには各1か所のみではありますが、ウォシュレットが整備されました。これも各家庭での普及等を考えると必要との判断から強力に推進しました。特別教室棟は全て木造建築となっておりますので、外も中も木です。屋根には日本瓦が上がっておりますし、太陽光発電、地熱、ペレットボイラーによるエコ冷暖房(床暖房あり)となっています。

敢えて問題を探すなら、内外の掃除です。東通村には用務員を雇っていましたが、庄原では無理ですね。知恵を絞りましょう!