― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2011年11月15日(火) ]
県大を卒業して庄原で就農した青年がいる。先ほどまで私の事務所で彼と話していたのだが、彼は島根県隠岐郡隠岐の島出身で、実家は非農家だそうです。どうして彼が庄原で就農したのかという疑問は解決できなかったが、彼のことが気に入りました。
確か、農業をしたくて庄原の県立大学に来ましたと言いました。普通の受験生は、農業関係の仕事につきたくて県立大学に来ましたというのが普通だと思いますから、彼は少し変わっている部類かも知れません。しかし、話してみると、少しも変わっているようには思えず、本気で農業をやっている雰囲気でした。
ある会社組織の農家で働いているのですが、まだまだ自立という段階ではないみたいです。彼の農業に対する思いを少しだけ聞かせてもらいましたが、夢みたいなことは一切言わなかったので、夜逃げするタイプではありません。私が言うのもなんですが、折角の逸材ですから、上手く育てていきたいですね。決して、過保護にすることなく。
恐らく、彼と私の係わりは今日が初めてでしたが、「よき出会いを」的なものとなる予感がします。そして、「私みたいな農業者が増えれば楽しくなります」と言った彼の言葉が忘れられません。
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