帰ってきました

[ 2008年2月20日(水) ]

昨夜、10時前に自宅に帰り着きました。久々に日本酒の熱燗を飲んでぐっすりと寝ることができました。今日はこれから「教育民生常任委員会」が開催されますので、出掛けます。続きは帰ってから「香港・マカオ」報告をします。では、行ってきます。

懺悔です。私の旅行のスケジュールが先に決まっていたのですが、18日に「議員全員協議会」が開催されていました。その説明を聞いていないのに本日の「教育民生常任委員会」ですから、推して知るべしです。御免なさい。本会議までにはちゃんと勉強しておきます。

さて、今回の香港旅行は結婚30周年記念ということだったのですが、本音はやはりハワイでしたね。費用をケチったがために思い出半分というところです。ハワイは完全にリゾートですが、香港は観光地ということもあります。そして、ガイドが物を売りつけること、甚だしいわけです。私達は要らないものは要らないとハッキリ断りますが、年配の方々は、「まあええか、土産にすれば」と言いながら買われていました。

香港は二度目ですが、「キレイになった」というのが空港を降りての第一印象でした。私達が返還前に行った時の空港は町の中にあったのですが、今回は香港島の向かいの島に大きな新しい空港ができていました。丁度、関空の様な感じの空港でした。どちらかがモデルだったことは確かですが、香港の方が私には便利に感じました。関空は電車も自動車も橋で結ばれていますが、時間がかかりすぎますよね。

香港はイギリスから返還され、向う50年間はこれまでの制度を残すということになっているのですが、多くのお金持ちは海外に移住していきました。やはり、中国共産党を信用していないという雰囲気は大いに伝わってきましたね。船で渡ったポルトガル領だったマカオでも同じ様に感じました。彼らは、「中国とは違う国」と何度も言っていました。100年以上も独立した国でいたわけですから、文化も異なっており、50年では修復できないでしょう。マカオは税金がなく、義務教育15年の国ですよ!ただし、産業と呼べるのはカジノと観光だけです。世界遺産が20数箇所ですから。

説明を聞いてなるほどと思ったことがあります。それは、中国本土からの移民を受け入れないということです。正式な手続きをすれば少しは入れるのでしょうが、基本的には受け入れないのだそうです。国が壊れてしまいますよね、大量の中国人が入ってくれば。しかし確実に変わったことは、中国語、それも北京語を話す人が増えたことです。教育現場でも北京語を教えているそうです。10年後くらいに行けば、中国だと思うかもしれませんね。でも、もう行かないと思います。