三次市は大変

[ 2008年2月21日(木) ]

三次市は、4月に市長選と市議選が行われます。友人のS議員も連日、歩け歩け運動を展開しているようです。市長選は現職と元市議との一騎打ちの様相ですが、市議選は26名の定員に対して34名が立候補されるようです。

明日は我が身となるのですが、三次市も地域(旧町単位)から市全域での選挙となりますので、それは大変な様です。特にS君は、旧君田村出身ですから、本当に苦しい戦いを強いられています。地元を固めながら、市内の大票田地区へ挨拶回りに出るということを繰り返しています。実績と選挙は別物という言い方をされますが、これが正にその通りですから、情けない限りではあります。

三次の場合はケーブルテレビでの議会中継がありますので、思ったより多くの市民が中継を見て議員を評価されているそうです。それはどういうことかと言うと、一回も一般質問に立ったことのない議員さんが選挙運動で歩かれたところ、反応が非常に悪かったのだそうです。逆に、何度も質問に立っている議員さんには、「中継を見ていますよ」という言葉が帰ってくるそうです。でも、「ほめ殺し」ということもありますから、単純に喜んでもいけませんけどね。

三次議会は、市長派と呼ばれる会派と反市長派と思われている会派が拮抗していますので、市長選も恐らくかなり厳しい戦いになるのではないでしょうか。新しい事業をドンドン進める現職に対する批判票は、そのまま新人候補に行きます。庄原市もそうですが、第二の夕張になるのではないかという心配を三次の市民もされています。現職が勝てば必ず新庁舎を建設するだろうとの噂も聞こえてきます。三次市の場合は合同庁舎は残されることになっていますが、規模は相当に縮小されるようですので、ここでも庁舎建設議論が起きています。

駅前再開発問題や文化会館の老朽化による新会館の建設、斎場の建設と目白押しです。これからの三次を占う、本当に大切な選挙が行われようとしています。さて、来年の庄原の選挙の争点はなんなんでしょうかね?争点なく、「お願いします」の連呼による、地域代表選手権試合なんでしょうね。これこそが庄原を駄目にしている元凶であることを、私は強く言いたい。We can change!