天邪鬼(あまのじゃく)

[ 2011年9月26日(月) ]

昨日のブログにコメントをいただいたのですが、「天邪鬼」という言葉を思い浮かべました。確か高校生の時に、金子光晴さんが「天邪鬼」という小説を書かれたのですが、その本を購入した記憶があります。

購入しただけで、全く読んではいません。本のタイトルにひきつけられたことは間違いありませんが、「お前は、天邪鬼じゃのう」と言われたので、衝動買いしたのかも分かりません。私はどうも、自分で言うのもなんだが、人が右と言えば左と言いたくなる性格であると思う。全てが全てその調子ではないが、結構多くある。

しかし、天邪鬼は疲れる性格であるとも思う。流されればいいようなことでも、「私はこう思う」とやってしまうからである。ただし、屁理屈は言わないことにしているから、洞察力はあると思っている。私に人の性格を分析しろと言われたなら、間違いなく80%以上の精度であろうと自負している。

人は私の性格を思い込みが激しい「独りよがり」というが、先ほども書いたように、人を見る目はあると思っているから、「唯我独尊」でもある。どうも、金子光晴さんは相当な自分勝手主義者であったみたいで、面白いエピソードも沢山あるみたいだ。今、思い出したのだが、高校時代のある恩師に勧められたような気がしてきた。

しかしながら、その恩師の授業は殆ど寝ていた私であった。