― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2011年8月30日(火) ]
8月29日に報告された「㈱ジュオン等の財産状況報告集会(第1回債権者集会)について」書かせていただきます。私たち議員は、「8月26日の債権者集会で一定の結論(方向性)がでますから、待っていて下さい」と言い続けていたのですが・・
広島地方裁判所民事執行センターで、26日(金)15時~15時20分の20分間で、㈱ジュオン、㈱コスモエース順で開催されました。参加者は、裁判官・書記官、大迫破産管財人弁護士、向井弁護士、㈱ジュオン代表取締役 西本徹郎、取締役 西本清宏、戸田代理人弁護士。債権者(㈱ジュオン関係約10者、㈱コスモエース約3者)。庄原市(原田代理人弁護士、石原課長、山根係長)
結論から申し上げますと、殆ど何の変化もありませんでした。複数の議員から、「私たちは住民にどう説明をすればいいのでしょうか。8月26日まで待ってくれと言っていたのは、何だったのですか」という質問がありましたが、回答にならない回答ばかりでした。私は質問する気にもなりませんでした。あまりにも、馬鹿にしています。
グリーンケミカル㈱の民事再生について説明がありましたが、平成23年9月から㈱コスモエース所有の庄原工場建物の譲渡について、スポンサー候補者と担保権者の協議が行なわれる予定。民事再生手続きについては、建物譲渡の協議状況を勘案し検討とのことでした。そして、次回の債権者集会は、12月6日(火)15時~広島地方裁判所で行なわれます。
12月には確実に、事業を引き継ぐ会社が出てくるのかという質問に、高橋副市長1人だけが、「出てくる」という答弁でした。12月が政府系金融機関のタイムリミットだそうですが、庄原市としの態度もハッキリとさせるべきです。金融機関の矛先は庄原市に向けられる可能性もあります。
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