諦めない

[ 2011年7月20日(水) ]

なでしこジャパンの世界一、本当におめでとうございます。あれよあれよという間に優勝してしまったというのが私の感想です。殆ど選手の名前は知らないのですが、澤さんだけは何故か知っていました。

32歳でベテランといわれることに抵抗があるだろうなと思いながら観戦していたのですが、兎に角、良く走りましたね。20代前半の選手たちよりも、猛烈に走っていました。この運動量が勝因かもしれないと思ったものです。どこかの新聞の解説に、PK戦の前にアメリカの選手の多くは芝生にへたり込んでいたが、日本の選手は全員立っていたと。

精神力の勝利という書き方をした新聞もありましたが、神がかり的であったといえます。私たちの心のどこかにも、「勝つだろう」という気持ちがあったのは事実です。選手たちが心に誓っていた言葉は、「諦めない」だったのではないでしょうか。多くの選手がこの言葉を口にしていましたが、「優勝をめざしていた」からこそ、絶対に「諦めない」だったのです。

裏を返せば、「これまでの集大成なんだ!諦めない!」と全員が誓っていたのではないでしょうか。私は今回の快挙を分析すると、与えられた仕事をこなすに尽きると思います。自分の役回りというか、ミッションというか、理解しているから達成できたのだと思います。つまり、11名が一丸となっての勝利です。

働きながら栄冠をつかんだ「なでしこジャパン」に大きな拍手を送るものです。
そして、カープの選手にも「諦めるな!」と言いたい。