請願、不採択

[ 2011年6月17日(金) ]

庄原市と環境ベンチャー企業との共同事業問題の真相を明らかにする市民の会より出されていた、「庄原市と環境ベンチャー企業との共同事業の真相究明を求める請願」は、本日、付託された産業建設常任委員会で、賛成ゼロの不採択となりました。

請願項目は、「『木質バイオマスエネルギー関連事業」がどういう経過をたどって今日を迎えているのか、つまびらかにし、事の真相を徹底的に明らかにするとともに、責任の所在を明確にするため、地方議会としてできうる最大の調査機能として百条委員を設置すること」です。

紹介議員の谷口隆明氏が、請願の趣旨を委員会で述べた後、審議に入りました。私は、議員全員で調査特別委員会を立ち上げて報告書まで出しているものを、百条を設置しろと言われる筋合いはないと申し上げました。議会は議会として議論して行なったわけで、市民に対しては胸を張って報告できるものです。

それよりも、住民監査請求や刑事告発をすると聞いているから、お好きにどうぞとも申し添えておきました。複数の議員からも出ていましたが、中途半端な百条委員会は設置できず、法律の専門課も必要となりますので、それなりの予算措置もいります。私たちも百条という議論も当然に行なった上で特別委員会を立ち上げた経緯があります。

まだまだ続くジュオン問題ですが、高度な政治的判断も必要となるのではないでしょうか。その前に、市民判断が下されたりして・・・・