― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2011年6月16日(木) ]
今日から6月定例会が開会しましたが、本会議後に行なわれた「議員全員協議会」がメインの様な感じでした。前回の6月7日の議員全員協議会は、市長が出席しておらず満足いく回答が出なかったことから、改めて本日の協議会となりました。
冒頭の挨拶で市長は、「出席した副市長2名から十分な説明ができたと報告を受けていたが、議会より不十分との指摘を受け、今回の議員全員協議会を開催させていただく」と発言されました。こんな挨拶をすること自体、理解できませんが、更に続けて問題発言がありました。「歩調を合わせていただけるなら、情報提供ができるかもしれない」と。
この発言に対して谷口議員が抗議しましたが、うやむやな答弁に終始し、「私の性格ですから」なんて発言する始末です。市長の発言は一個人の発言とは根本的に重みが違うわけで、一度口から発せられた言葉は取り消せないということを肝に銘じるべきです。これは、揚げ足を取るという次元の話しではありません。
私は会計検査院の検査を受検したことと、突然に出てきた23年度中に国に返還しなければならい2100万円あまりとの関係を質したのですが、無関係と答弁されました。挙句の果てが、「私が説明するのを忘れておりました」では、到底納得できるものではありません。「補正をお願いしようと考えています」では、議会は納得できません。
今日の議員全員協議会で新たに分かったことは、何もありませんが、もう二度と市長は、「徹底した情報公開」という言葉が使えなくなったといえます。
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