地域おこし協力隊

[ 2011年5月27日(金) ]

6月議会の一般質問は、「地域おこし協力隊」と「集落支援員」で1項目と考えています。昨年の12月議会は「集落支援員制度について」行い、本年3月議会では「集落支援員制度の導入について」一般質問を行ないました。

昨年10月に、神石高原町で開催された「地域サポート人ネットワーク全国協議会設立大会」に参加して、過疎地域が抱える多くの課題、また、その解決方法を模索している方々の苦しみや悩みを勉強することができました。そのことを12月議会、3月議会で一般質問というかたちで執行者に投げかけたのですが、どうも速度がないですね。

担当課の職員が各地の市町に出向いたり、電話で問い合わせをしているようですが、聞いて分かるのは、制度の仕組みであり、運営(具体的やり方)についてはそれぞれ独自のノウハウを持たれているのですから、おいそれとは理解できません。先ずは、課題を抱えている地域に出向き、地域の将来設計を共に考えることから始めるべきです。

人をはりつけたら課題解決とはなりません。産んで育てて、一人前にするのは、地域です。私が前々から言っているように、農業に特化したり畜産に特化した「地域おこし協力隊」でもOKなんです。3年後には地域の担い手として定住してもらえる若者を都市部から呼び込みましょう。よそ者、ばか者、若者こそが地域を変えてくれます。

私は12月議会と3月議会の議事録を読みながらブログを書いていますが、同じ答弁はご勘弁願います。