― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2011年3月14日(月) ]
段々と被害の全容が明らかになってきているが、それでも大雑把な数字の発表だ。役場の建物も職員も消えてしまったまちが多くあり、どれほどの行方不明者かは想像できない状況にあります。
津波に流された方々は、一瞬の出来事だったと思われますが、生存の可能性は非常に厳しいと考えられます。神戸の震災と根本的に違うことは、大津波が押し寄せたことにより全てを押し流してしまった点です。まるで、跡形もないほどに。そう、広島市に原子力爆弾が落とされた直後の光景に似ています。
世界中から支援の輪が広がってきています。アメリカから早速、レスキュー隊が到着しました。この前の震災で今でも大変なニュージーランドからも応援隊が来るそうです。そんな中で、日本人の礼儀正しい行動に各国が感心しているとのニュースも流されていました。列を作って給水を待つ光景などが驚きだったみたいです。
避難所生活が長くなることが予想されますが、心のケアー問題が浮上してきています。所謂、フラッシュバックが被災者を襲ってきます。小さな子供さんこそ、PTSDの影響が心配です。本当に、今は祈ることしかできない私ですが、私の役目を一所懸命に考えています。
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