安全神話は嘘だった

[ 2011年3月13日(日) ]

原子力発電所は絶対に安全ですと言っていたのは、大嘘だった!巨大地震がくることは想定外とか、巨大津波がくることも想定外だったとは、万一、記者会見で言いでもすれば、良識を疑われるどころか、存在を疑われます。

日本のような地震国に原子力発電所を作ることが間違っていたのだろうか?私の友人は原子力発電所の基礎研究をしていたが、彼も「想定外」と言うのだろうか。青森県の東通村で、東北電力の原子力発電所の3年に一度の分解してのメインテナンスを見学することがあったが、強固な岩盤に支えられているので安全という説明だった。

警察により24時間体制で原発は警備されていますが、自然のテロの前にはあっけなく崩れ去りました。炉心内部を冷やすめに最後に取った手段は、消防ポンプにより海水を注水するという原始的方法でした。原発を制御する訓練の様子も見学しましたが、マニュアルにない事故が立て続けに起きたのですから、対処できなかったのでしょう。

ハワイのオアフ島のホテルのロビーも浸水したと報道されていましたが、つい最近、キラウエア火山が噴火の兆しとの新聞報道を読んだばかりでした。自然に勝る力はないと言われますが、全く今回の大災害でそのことを再認識することができました。

被災された方々やお亡くなりの方々に、心よりお見舞いを申し上げ、謹んで哀悼の意を表します。