本会議はじまる

[ 2011年3月3日(木) ]

本日から25日まで23日間の会期で、平成23年第2回庄原市議会定例会が開会しました。市長により、施政方針演説が行なわれましたが、目新しいものはありませんでした。

具体的施策として①重点戦略プロジェクトの推進を推し進める②未来を見据えたまちづくりとして、地域に根ざしたまちづくりを熱心に語られました。しかし、市長が具体的施策と言いながら、これまでと何ら変わらないものであったように私は感じました。その証拠に、長期総合計画に沿ってという文言が目に付きました。

新年度予算についての説明は、総額の話しだけで、どこに色をつけたということはありませんでした。主な事業として、協働のまちづくりを勧めると力説されていました。まちづくり基本条例の制定や集落支援員制度を導入して活性化するとも。しかし、細部の独自施策は未発表であり、満足度は低いものとなりました。

私が呆れたのは、木質バイオマス事業が育ってきており、林業再生を目指すと平気で言われことです。そのために、農林振興課を農業振興課と林業振興課の2課に分けて農業と林業を頑張ると。この辺りを一般質問で質してみたいところです。そして、私の課題でもある光ファイバーの整備を再検討すると言われたので、これも一般質問かな。

ジュオン問題が解決しないままで政策推進課を解体することの是非を問う発言が多くありましたが、既に幕引きが始まっています。それと、三楽荘の設置管理条例が提案されていますが、これは否決される公算大と思います。強引な手法で失敗を覆い隠そうとすることに無理を感じます。