世の中、不思議

[ 2011年2月25日(金) ]

完全休養期間から現場復帰しました。何も考えないストレスのかからない環境にいましたので、一気に現実に引き戻された感じを受けています。どうも、世の中、不思議に思えることが起きています。

不思議とは、理解できないとか怪しいということなんですが、だれもそのことを変と感じなくなっているのが今の世の中ではないでしょうか。民主党の学級崩壊という報道がなされていましたが、その程度の人間が国会議員に成れる世の中こそ変なんです。国の最高機関である国会で国民の代表として働くべき人が国会議員ですよね。

庄原市は新年度、林業振興課を新設して更にバイオマスを頑張るんだと新聞報道にありましたが、国の林業政策が大きく変わろうとしていることをご存知なんでしょうかね。国は林業振興と言っていますが、大規模林業家しか生き残れない政策だと私は思います。一番、戦々恐々としているのは森林組合みたいです。

平成23年度から切捨て間伐は補助金がでません。低コスト団地内で5ha集め、1ha当たり10㎥以上の搬出間伐を行なうことが補助金の絶対条件となります。しかし、これまでの林業政策が無策とまでは言いませんが、補助金の垂れ流し状態だったことは事実です。国の政策に翻弄されるのが地方であり、住民です。

お隣の三次市の予算案も掲載されていましたが、生活環境整備に重点配分との小見出しがありました。定住促進を最優先している予算案と私も感じました。つまり、自治体間競争に生き残りをかけていることが理解できます。結果、人が住みやすいまちであることが最重要といえます。