― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2011年1月18日(火) ]
除雪が来ないとクレームがありました。今回の雪は各地域に満遍なく降りましたので、除雪が追いつかないのが現状です。先ほどまで、川北方面を走っていたのですが、大丈夫と思って走っていると行き止まりとなりました。最低限の道の確保が最優先のように感じました。
一番走りづらいのが、市内の道です。凍結した部分と、融けた部分がある道路は最悪です。乗っていて内臓に響いてきますからね。こんな道路の除雪は無理ですから、融けるのを待つしかありません。驚きは、市役所前通りの積雪です。各家庭から道に雪をかき出しますから道がこんもりと高くなっているのです。高齢者の方々にとって、雪は厄介を通り越して、生命を脅かす凶器とも思えます。
除雪を請け負う業者さんも事業規模縮小で、機械も労働者も不足気味みたいです。そして、災害復旧を最優先でやっていますので、除雪部隊は必要最低限なのかなと一人で考えています。「川北の方でもまだまだ除雪できていないのですから、もう少し辛抱してください」と言って、ご理解いただきました。元気な頃は自分で雪かきもできていた人が、高齢となり孤立化することも考えられます。
ある方と話していたら、「家(うち)は災害の時に、忘れられたんです」と言われました。最初は冗談で言われているのかと思って聞いていたら、3日目にやっと安否確認に来られたと言われました。確かに道は流木や土砂で通れなくなっていたそうですが、向かいの道路からは良~く見えるお家ですから、どうして忘れられたのでしょうか。一時は、死を覚悟したと真顔で言われました。
除雪でそんなお家が出ないようにお願いしいます。
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