― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2011年1月17日(月) ]
今日は午前9時より、ジュオン問題で調査特別委員会が開催されました。報道各社や一般市民の方々が傍聴においでになっていましたが、帰り際にいつもの様に、「これでは記事にならん」とつぶやかれていました。
今日の特別委員会は、聞きたいことを勝手に聞けというスタンスで始まったように私は感じました。最初に、谷口隆明くんが質問を行ないました。市長に対して、「1月14日の山陽新聞によると、資金・技術的にも中国四国農政局から指導をうけていた。計画がズサン(林の受け取り方)であったのではないか」と。そして、市長は、「寝耳に水」という表現を使われたが、その真意はと問いました。
それに対して市長は、「資金繰りは予知していたが、破綻とは思っていなかった。破綻とは、寝耳に水であった」と答弁。更に、「東城のチップボイラーのBCL抽出後のチップより平成22年8月頃より、通常のチップに切り替えたいと伝えられていたことを知っているのか」との質問に対し、承知していたというニュアンスの答弁がありました。つまり、売れないからチップが底をつきそうだということです。
私は谷口くんの質問の関連として行ったのですが、高橋副市長が、「リグニン類は、3セクでしても事業性はある」との趣旨の答弁をされたが、再度、事業性はあるのかと質問しましたが、「ある」という答弁を繰り返されました。事業性があるのと、事業として成功するのは別物ということのようです。ですから、事業計画は事業性のある計画であったので、その都度、変更することは当たり前だったという判断のようです。
委員会の最後に、東広島市の産総研と岡山の中国四国農政局に委員を派遣することを決定しました。派遣する委員は、各5名です。ペーパーでの資料は一切出ず、マスコミ各社も質疑を聞くだけで、こんなことで良く事業ができていたと感じられたのではないでしょうか。まあ、何度もですから、2字熟語は、唖然でしょうね。
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