― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2010年12月10日(金) ]
今日の一般質問で小谷議員が、「グリーンケミカルの操業について」質しました。過去の議会でのジュオンに対する一般質問の議事録を基に質問を展開されたのですが、私も聞きながら 「そうだった」と思い出した次第です。
当時は溝口さんが新エネルギー調査特別委員会の委員長として、ジュオンの計画している事業の無謀性を指摘していたのです。1日10トン車で10台の木材を毎日搬入するとしていたものが、計画は大幅に縮小されたのです。今日、中国農水省との協議で、計画に無理があるということから縮小したのだと説明がありました。そして、当初のエタノール製造が突如消えたのです。それでも、「大丈夫」と言い続ける執行者。
ジュオンとして職員募集をしながら、応募者には何の連絡もせずに延ばし延ばしだったのです。改めて聞けば、「何でこんな会社に補助金をだしたのか」と思いました。ころころと説明が変わったことに誰もが疑問を持っていたのですが、市長の「バイオマスタウン構想には無くてはならない会社」ということで押し切られた格好です。それと、国の補助金のトンネルだからという変な安心が働いていたのも事実です。
これからどうするのかという質問にも、「事業を継続して欲しい」と。呆れました。これ以上の公金の投入は有り得ないし、会社転がしで延命しても、東城であったゴルフ場と同じことになります。5億というお金は庄原市にとっては正に大金ではありますが、国に返還する覚悟を決めた方が得策と判断します。「調査特別委員会」の立ち上げもほぼ決まりました。私も委員にと申し出ています。
東城の水道課の調査特別委員会では資料が出てこなくてイライラしましたが、今回も出さないでしょうね。悠長なことをしていると、住民監査請求や損害賠償請求が起きることも予想されます。小谷議員の「殿、お覚悟を」のセリフには笑えましたが、覚悟はどうなんでしょう。
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