物流問題に思う

[ 2025年12月1日(月) ]

ブラックフライデーとかいうセールスのお蔭で物流が滞っている。お掃除道具が届かず既製品を改造して何とか凌げたが、商品の遅れも出ており、物流問題は経済成長のアキレス腱となる可能性を秘めている。

我社みたいな零細企業でも影響が出ているのだから大手はやり繰りが大変だと想像します。アサヒビールやアスクルがサイバー攻撃を受けた影響もあり物流網が麻痺しているのかもしれません。そして、日本郵政問題がやはり影を落としています。全国で何千台という日本郵政の車が止まっているのですから。

これまでヤマト運輸や佐川急便などで荷物は早ければ注文の翌日には届くことが当たり前と思っていたのですが、ひとたび物流網にバグが発生すると想像以上に停滞してきます。それに追い打ちを掛けたのが、冒頭のブラックフライデーです。猫も杓子も、「バーゲン、バーゲン」と呼びこみました。

今回のサイバー攻撃では身代金は支払わず、新たな高度なセキュリティーシステムを構築するそうですが、今更、電話とFAXで対応なんてできませんし、そのやり方を知っている人は化石です。これからはAIが全ての業種で活躍するのでしょうが、過度な依存は社会が止まることを肝に銘じるべきです。

何でもかでも、計画通りにということにはなりません。エアバス社の飛行機のプログラムを修正しなければならなかった原因が太陽であったとは、驚きでした。