― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2025年9月23日(火) ]
昨夜は異業種交流G「4C倶楽部」の勉強会でした。庄原市に本社を置く「NSウエスト」の寄江社長をゲストにお迎えしてNSウエストの各種事業等についてお話していただきました。
そもそも、有信精器という会社が1967年11月に庄原市新庄町で車載用メーターの生産を開始したことが歴史の始まりです。当時私は中学生だったと思いますが、庄原に大きな工場ができ地域に活気が出た様に覚えています。それまでは勝光山のロウ石工場が市内では唯一大きな工場でした。
話をNSウエストに戻し、現在も主力製品は車のメーターで、近年はヘッドアップディスプレイ(HUD)というフロントガラスに各種表示映像を映し出す製品の売上が伸びているそうです。実は私のマツダMX30にもこのHUDが搭載されています。主要取引先はマツダ、ダイハツ、スズキですが、増加中だそうです。
NSウエストの強みは高い内製化技術にあり、低コストで高品質な製品をタイムリーに自動車メーカーに提供できる体制が構築されていることです。ただ、今回のトランプ関税に対しては今のところお手上げ状態だそうですが、更なる研究開発により自動車メーカーに支持される製品を開発していくとおっしゃっていました。
自動車業界は100年に一度の転換点だそうで、どの様に変化していくのか予測できない面が多いとも話されましたが、地元企業とも連携できるところは連携して庄原市を盛り上げていって欲しいと感じた勉強会でした。
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