― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2024年9月5日(木) ]
予定通り、各分科会での決算審査が本日無事に終わりました。3日間、色々な課の審査を傍聴しましたが、暖簾に腕押しの如くに感じました。その殆どは終わっている訳ですからね。
こんなことを書けば偉そうこの上もないのですが、「後始末は前準備」という言葉がある通り、後始末をきちんとすることが前準備となります。私は子供の頃、色々な百姓道具の扱いについて祖父たちから細かく指導されました。道具そのものが手作りで高価であったこともありますが、道具は直ぐに使えることが前提です。
決算審査は一種、後始末とも言えます。「ええことにならんかった」と認めることも必要ではありますが、今でいうPDCAサイクルを回さなければ本当の意味での後始末にはなりません。私が尊敬するイエローハット創業者 鍵山秀三郎さんの大好きな言葉は、「凡事徹底」ですが、PDCAそのものなんです。
本当は失敗したと思える事業を例にとり説明すれば良く理解できると思いますが、行政は失敗しないという前提で仕事をしているので、失敗はないことになっています。そこで事業ではなく、公用車についてお話しましょう。公用車の敷地内で一般車両との接触事故がかなりの頻度で起きています。
私は職員が公用車を洗っている姿を見たことがありません。恐らく公用車に対する愛着もないでしょう。乗れればそれで良しという程度だと思います。職員の中には、「キレイに洗ってあげたい」という人もいるはずです。市長や議長が乗る公用車は大抵キレイですが、市民は見ています。
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