― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2023年4月27日(木) ]
2月末に植えた漆の苗木が順調に成長しています。植えた200本全てということにはなっていませんが、7割の苗木から新芽というか葉がでてきています。(ときどき写真日記:保護カバーの中の漆の苗木をご覧下さい)
何から何まで初めてのことですから、活着するだろうかと冷や冷やもんでしたが、これで一安心です。遅れている苗木も恐らく新芽が出てくるものと思いますので、最終的には9割程度まで活着するのではと思ってます。漆は想像以上に強いことが分かりました。だから、根を切って苗を作る分根(クローン)ができることが理解できました。
苗木は岩手県の「次世代漆協会」から仕入れたものですが、代表の細越さんが素晴らしい人で、何でも相談に乗って下さいますから本当に助かっています。彼のことは農文協 季刊地域No.25に特集されていますので、宜しかったら読んでみて下さい。漆の実から漆の苗木を育て、販売できる様になるまでは本当に大変だったそうです。
漆の苗木の最大の敵はシカだそうです。だから我々は保護カバーを苗木にかけたのです。今のところシカの被害は全くありませんが、保護カバーが痛んだりすると狙われ易くなるので点検が必要です。写真日記をご覧いただくと草が伸びきている様子がお分かりだと思いますが、草刈作業は大ハードです。
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