― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2023年2月1日(水) ]
現在は、「NPO法人板橋さとやま倶楽部」として活動していますが、そもそもは地域の荒れた山を、平成16年度より仲間と一緒に手入れを始めたことが出発でした。当時の仲間が段々と亡くなっていっているのですが、今日も草創期の仲間のお一人の葬儀がありました。
私も年を重ねて68歳となりましたが、今日亡くなったKさんは84歳でした。大人しい人でしたが、コツコツと作業をこなし、会の纏め役でもありました。家が山の入り口にありましたので、奥さんも裏方として良く手伝って下さっていました。Kさんは、植木の剪定の時に梯子から落ち、それから体調がすぐれなくなったように記憶しています。
これまで何人が亡くなられただろうかと数えてみると、Kさんで7人目です。皆さん元気に作業して下さっていた方ばかりですが、主な死因は癌と脳梗塞です。こうやって書きながら、各自を思い出しています。今日も仲間たちと、「元気で頑張ろう」と誓いましたので、雪が融けたら整備した「板橋まなびの森」で作業開始です。
仲間が減っていくと本当に寂しいものです。草創期には、作業が終わったらイノシシの肉を焼いて一杯飲んでは夢を語っていましたので、思い出は尽きません。本当に濃いお付き合いの人ばかりでした。Kさんのご冥福を心からお祈り申し上げます。
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